「ウイニングポスト」
競馬好きでかつゲーム好きだったら、殆どの方がこの名前を知っているでしょう。
このゲームは、馬主になり切って日本の競馬を遊び尽くすゲームです。
基本的な流れは、繁殖牝馬に種牡馬を選択して種付けし、産まれてきた仔馬に自ら名前を付けて走らせます。
当然強い馬も産まれれば弱い馬も産まれてしまいますが、そこは個々人のプレイスタイルで大きく変わります。
まず第一はとにかく勝つことだけを目標にするプレイスタイルです。
ゲームの基本中の基本ですが、やはりコンピューターには負けたくないんですよね。
これに勝つべく、どのような馬を生産するのか考えて実行するのが面白いんですよね。
もちろんコンピューターとの争いにも限界はあります。
ある程度のレベルまで行けば、もはやコンピューターはプレイヤーに太刀打ちできなくなります。
そうなると目標になるのが、他のプレイヤーとの対戦なんですよね。
お互いに強い馬を持ち寄って、どちらが強いのか競い合うわけです。
まぁ、約300数十年前に英国で競馬が誕生したのも、貴族たちが自分たちの馬の方が速いんだと競い合わせることで誕生したわけで、
そういう意味では原点と言えば原点なのでしょうが。
もう一つのプレイスタイルは、とにかくほのぼのとプレイすることです。
自家生産した馬を、強くても弱くても同じ様に愛で、繁殖入りをさせて後世に血を残していく。
そして勝てば他の馬主から賞賛を受け、負ければ買った馬主を賞賛し、そんなほのぼのプレイが出来るのもウイニングポストの醍醐味ですね。
まぁこの辺りは本当に個々人の性格によるものなので、どのようなプレイスタイルが王道なのかは答えはありません。
ただ一つ言えることは、競馬好きなら絶対に遊んだ方が良いゲームでしょう。
初めて世に登場して20年以上が経ちます。シリーズ化されて、もはやナンバリングタイトルは「8」になりました。
しかし依然として色褪せることなく、競馬ゲームの王道として世の競馬ファン、ゲームファンを楽しませてくれます。
最近では新たなファン層の拡大を目指しているのか、若干絵柄が美女やイケメンに偏っている感はありますが……。
競馬を知らない方も競馬入門の良い教科書になると思いますので、興味のある方は是非プレイしてもらいたいですね。
ちなみに私は初代から現在に至るまで20年以上プレイしていますよ。